大腸ポリープとは 大きさと切除 原因 症状 治療 検査 食事について

大腸ポリープの原因、症状、治療、検査、食事などについて解説します。

大腸ポリープ
ポリープは良性腫瘍の一つで粘膜細胞の異常増殖により隆起した腫瘤(しゅりゅう:できもの、こぶ)のことです。

大腸ポリープとは、大腸粘膜面から内腔に向かって突出する隆起性病変の総称です。 種類によっては癌化する可能性もあります。

大腸ポリープの種類

大腸ポリープは大きく分けて腫瘍性非腫瘍性があります。

腫瘍性

腫瘍性の大腸ポリープは腺腫と癌(がん)の2つがあります。

腺腫

最も頻度が高く、癌化する可能性もあるので注意が必要です。
形によって管状、管状絨毛、絨毛腺腫などに分けられ、後者ほど癌化する可能性が高くなります。

癌(がん)

大腸ポリープとして切除された後に、癌と診断されることがあります。

非腫瘍性

非腫瘍性の大腸ポリープは、過形成性ポリープ過誤腫性ポリープ炎症性ポリープの3つがあります。

過形成性ポリープ

大腸上皮の過形成により生じるもので、癌化する可能性は低いです。
ただし右側大腸にできる大きなポリープの場合、癌化することがあるので注意が必要です。

過誤腫性ポリープ(かごしゅせいポリープ)

組織を構成する成分の一部が過剰に増殖し混合異常が起こったものです。
癌化することは滅多にありません。

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大腸ポリープの原因

遺伝的要因によるものと、生活習慣によるもの(食事、喫煙、飲酒、運動不足など)が原因と考えられています。他の大腸の病気同様、食生活の変化における腸内環境の悪化が大きな問題だと思われます。

体内生態系がしっかりしていると大腸ポリープはできないという報告があります。
アレルギー、自己免疫疾患、自閉症の原因は体内の生態系にあった!

大腸ポリープの症状

通常特に症状はありません。
ポリープが大きくなると、血便や下血(げけつ:消化管から出血した血液が肛門から出ること)を起こすことがあります。

大腸ポリープの検査

大腸内視鏡検査により診断します。
大腸内視鏡とは大腸カメラを肛門から挿入し大腸の状態を検査するものです。 検査前に下剤を飲んで腸の中を空にしてから行います。 大腸内視鏡

Original Update by The Clear Communication People

大腸ポリープの治療

無症状でポリープが小さい場合、経過観察となります。
腫瘍性ポリープの場合癌化の可能性があるので、5mm以上の大きさは内視鏡的治療による切除の対象となります。

非腫瘍性ポリープの場合でも、下血などの症状がある場合、切除が検討されます。

大腸ポリープを改善する食事

腸内細菌の善玉菌を増やし悪玉菌を減らすために、乳酸菌、ビフィズス菌を取り入れた食事を摂るようにします。これらは発酵食品(納豆、ヨーグルトなど)に多く含まれます。
またビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖を多くとることも腸内環境に改善につながります。

食物繊維を沢山摂ることも重要です。 下記を参考にしてください。
腸内環境を改善する食事 腸に良い食事 腸内細菌 腸内フローラについて

西式甲田療法

西式甲田療法を行うと自己融解によりポリープが消失する場合があります。
定期的に検査を行いながら専門家の指導の元行うようにしてください。

難病 原因不明の病気が治る西式甲田療法とは 少食 断食の効果について

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参考文献

「病気がみえる 〈vol.1〉 消化器」
医療情報科学研究所 (編集)

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