本当は怖い!出産を病院で行うことの危険性と医療の問題点

あまり知られていない病院で出産することの危険性や、病院で治療・検査を受けることについての問題点についてなどを解説します。

産婦人科

ちょうどこの記事に関連する以下のようなニュースがありました。

出産の痛みを麻酔で和らげる無痛分娩(ぶんべん)をした妊産婦に相次ぎ死亡例が判明する中、京都府の産婦人科診療所が昨年、帝王切開で同じ方法の麻酔をして母子が重度障害を負う例があったにもかかわらず、日本産婦人科医会に報告していなかったことがわかった。

 同医会はこの診療所に報告を求めて調査するとともに、無痛分娩に限らず、産科麻酔の安全体制についても実態を調べることにしている。

 母子が重度障害を負ったのは、京都府京田辺市の「ふるき産婦人科」。昨年5月、同市内の女性(38)が、予定していた帝王切開の前に、背中に細い管をさし込んで麻酔薬を注入する「硬膜外麻酔」を受けた。これは無痛分娩と同じ方法で、女性はその後、急変し、他の病院に搬送されたが寝たきりの重い障害が残った。赤ちゃんも重い脳性まひという。

2017/6/6 読売新聞より

これは病院出産の危険を象徴するような事故ですが、産科医に任せておけば安全という考えは持つべきでないということがよく分かる事例です。

医療もビジネス

現代では妊娠し出産する場合、病院で子供を産むということが当たり前になっています。なぜそうなったのかよく考えてみたことはあるでしょうか?

出産時には危険が伴うためということで、母子の命や健康を守るためにあるはずの産科や産婦人科ですが、実情は異なっています。

資本主義経済の中における医療はビジネスという側面も大きいものですが、このことについてよく考えず、医者や病院は患者の命や健康を守ることを最優先にしていると思い込んでいる人が少なくありません。

特に出産に関する医療についてはこれらのことを考えさせられる問題が多くあります。

ここでは「それでも医者にお産をまかせますか?」(ロバート・メンデルソン 著)を基に出産に関わる医療や病院出産の問題と危険性について考えていきます。

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それでも医者にお産をまかせますか?

この本はアメリカの小児科医であるロバート・メンデルソン博士によって書かれました。

自身が医者と言う立場でありながら、医療の問題点を大胆に取り上げています。
これは勇気がないとなかなかできないことです。前著もそうですが、こんな本を出せば、同業者からの様々な圧力を受けることは目に見えています。

これらの内容は中々報道されることもありません。事件が起こって氷山の一角がたまに明るみになる程度です。

私達が注意しなくてはならないことが沢山書かれているので、女性に限らず男性にも読んでおいてもらいたい本です。

レントゲンとダウン症の問題

まず妊婦が気をつけるべきこととして、レントゲン(X線)が挙げられています。

妊娠したら胎児が被曝(ひばく)しないようにレントゲンを避けなくてはならないことは多くの人が知っていると思います。

放射線と白血病の因果関係は有名ですが、博士はダウン症も放射線被曝が大きな要因だと考えています。

出産に至るまでに女性が大量の放射線を浴びると生まれてくる子供がダウン症である可能性が高まるとしています。妊娠してからの被曝に限らないとすれば、過去に病院に多く通った女性ほど先天異常の子供を産む確率は高まると言えるかもしれません。

様々な検査や健康診断、歯科検診など病院では放射線を浴びる機会が多くなります。特にCTスキャンやマンモグラフィーは被曝量が多くなるので、本当に必要なとき以外は避けるべきです。

妊娠中の薬の服用

妊娠中の精神安定剤の服用は先天異常の子供を産むリスクを高めるそうです。

精神安定剤に限らず、すべての薬の服用は胎児に危険をもたらす可能性があります。

妊婦への投薬が正しい処置と認められる状況というのは、ほとんどの場合ありえない、とまで博士は言っています。

これを聞いて多くの人は過激な発言、極端な発言と感じるでしょう。
しかし私は博士が正しいと思います。

薬というのは医療関係者からすれば商品でもあります。なるべく商品を売ってお金を得たいと考えるのはビジネスとして当然のことであり、患者はお客さんでもあるわけです。

ブティックへ行けばあれこれと服やアイテムを勧められるのと同様、何か不快な症状を訴えれば、いい薬がありますよ、と言うのはビジネスとして当たり前のことなのです。

あらかじめ薬というのはリスクがあるものということを私達が知っておかなければ資本主義の世の中は弱肉強食ですから、いいカモにされ、お金を払って最悪副作用でとんでもないことになる可能性があるのです。

さらにこの副作用で起こった不具合を治すために新たな薬を処方されたり、医療措置が取られ治療代を払うはめになったりもするわけです。

薬

こういうことが分かっていれば安易に病院へは行かないと思いますし、病院選びはもっと慎重になるはずですが、残念ながら多くの人が医療のいいカモになってしまっているのが現状です。

私は別に資本主義を否定しているわけではありません。私達には薬を拒否する権利もあるわけですから、きちんとした知識を持っていれば弱者にならずに済むのです。

ただし普通の学校では教えてくれませんし、体の異常があればただちに病院へ行くように言われているので普通に生活していると薬や病院の怖さが分からないのです。

よい例として、つわりについて書かれています。
本来つわりに対する投薬など全く必要はなく、症状がひどくなるのは食生活の問題であり、妊娠悪阻はまさに上記のような思惑から病気に仕立て上げられたとしています。

つわりと妊娠悪阻の原因、症状、対策、 期間などについて

病院出産と自宅出産

妊婦が自宅出産を恐れるのは、産科医に、家庭でのお産には危険が伴うということをさんざん聞かされ心理操作されているからだと博士は言います。

もし異常があっても病院なら様々な医療技術が利用できるから安心、多くの人はこう考えていますし、実際、持病があったり体が丈夫でない人の自宅出産には危険が伴うと考えていいでしょう。

しかし博士は自宅出産の危険性を医者が妊婦に警告するのは医療機関の利益を確保するためだと述べています。

つまり十分自宅で出産可能な人も身の危険を感じてしまい病院での出産を選択してしまっているのが現状というわけです。

病院は清潔ではない

病院の実体はばい菌の巣窟であり、入院患者の5%は入院時にはかかってなかった感染症にかかってしまうそうです。

院内感染という言葉をよく耳にすると思いますが、病院で過ごすということはこのリスクを高めることになってしまいます。

病院の枕やシーツには清潔そうにみえて実はそうではなく、エアコンから出る空気に乗って細菌が院内を大移動しているとのことです。

これはアメリカの話で清潔な日本では違うのではないかとも思いましたが、1990年に病院のベッドや布団を北海道立衛生研究所が調査したところ、ブドウ球菌などの細菌が綿クズ1グラムあたり最高440万個見つかったそうです。ばい菌

無意味な新生児への点眼

新生児は院内スタッフ、保育機材との接触などで約二割が院内感染におかされてしまうとあります。

新生児には法制化されてないのに硝酸銀点眼液の投与が徹底的に行われるそうです。
これは淋菌性眼炎の感染を防ぐという名目だそうですが、博士は意味のない措置だと述べています。

意味がないどころか、乱視や近視の原因になっているとまで書かれています。

点眼液には抗生物質も含まれているとのことで、このサイトでも抗生物質(抗生剤、抗菌薬)はやたらと使うべきではないと書いてきましたが、自分達の知らないうちに勝手に使われた可能性があると思うと腹が立ちます。

さらに淋菌性眼炎を発症した場合はペニシリンを使わなくてはならず、点眼は何の役にも立たないとのことです。

目薬

合併症の原因を作っているのは産科医

出産時にへその緒が首に巻きついてしまうことを臍帯巻絡(さいたいけんらく)といいます。

たとえ数回首に巻きついたとしても本来危険ではないとのことですが、病院出産時の分娩誘発や麻酔分娩などの医療措置を行うとへその緒が過度に圧迫されるため危険を伴うそうです。

臍帯脱出(さいたいだっしゅつ:へその緒が胎児よりも先に出てしまうこと)は病院出産ではよく起こりますが自宅出産ではまれにしか起こらず、産科医が行う人工破膜が原因とのことです。

博士は2000例の分娩(自宅出産と病院出産半分ずつ)を対象に比較し、病院出産における赤ん坊の怪我や死亡率、蘇生術の必要性などが自宅出産より悪い結果が出ていることを数字を挙げて証明しています。

分娩体位について

昔は出産時に分娩椅子というものを使い、子宮の収縮力と重力を利用し座った状態の体位で出産していたそうです。

しかし分娩椅子は廃止され、現在では高いテーブルの上に仰向けに寝かされる仰臥位(ぎょうがい)と呼ばれる体位をとらされます。これは医者がよく見えるからという理由だけで、妊婦にとってはお産を苦しいものにする最悪の姿勢とのことです。

男性のために取られた方法ということが歴史的背景にあり、女性のことは全く考えてない体位ということです。(詳細は本を読んでみてください)

最近はフリースタイルで出産可能な病院も増えてきたので、病院で出産する場合少なくともそういう場所を選ぶべきでしょう。

悲惨な出産

病院出産にありがちな例として、以下のような流れで出産が終わると述べられています。

陣痛を強めるために陣痛促進剤が投与される

子宮の筋肉は激しく収縮し痛みが強くなる

鎮痛剤を注射される

下半身が麻痺し、いきむタイミングが自分で分からなくなる

両足を支脚器で固定され会陰切開される

医者が鉗子で赤ん坊の頭を引っ張り出す

会陰切開により生じた裂傷を縫合する

赤ちゃんはあっさり取り上げられ新生児室へ連れて行かれ、疲れ果てた母親は薬の作用から回復するまで眠る

このような出産は新しい生命の誕生を喜ぶ感動からほど遠く、まるで機械的な作業のようです。

赤ちゃんの人格形成は母親の体内にいるときからすでに始まっているわけで、最初にこのようなストレスが記憶の土台にあるとすればその後の成長に何らかの支障をもたらす可能性も無いとは言えません。

浣腸・剃毛は不要

細菌の感染を防ぐためなどの名目で浣腸や剃毛が行われますが、これらは全く必要ないようです。

博士は、産科医はバカだから、と痛烈に批判していますが、挙げられている理由の中では産科医や病院が主導権を握れるから、という理由が大きいかもしれません。

分娩監視装置の弊害

分娩監視装置を使った外側法や内側法という陣痛測定にも大きな問題あります。

測定のために妊婦は仰臥位の姿勢を取らされますが、妊婦が苦しいだけでなく、胎児には栄養と酸素が十分に行き渡らず脳障害が起こる可能性があり最悪死亡につながると述べられています。

これは仰向けに寝ることで妊婦の子宮と胎児の重みが総腸骨動脈を圧迫し閉塞を引き起こすためとのことです。

酸素供給量の不足が後に学習障害や注意欠陥・多動障害(ADHD)といった問題の原因になっていると博士は確信しています。

また、仰向けにならなければ妊婦の苦しみは減り、子宮口も早く開いて分娩時間は25%も短縮されるそうです。

さらに内側法による分娩監視装置の間違った判定が原因で必要のない帝王切開が多く行われているというデータも紹介されています。

帝王切開をすると診療報酬が上がるので医者は儲かり、妊婦は散々な目に遭うということです。

麻酔について

冒頭で麻酔による事故を紹介したように、麻酔には大きな危険が伴います。

まず麻酔をかけられた妊婦は理性を保って正常に判断することができなくなるため、たとえ出産に対する正しい知識を持っていても、不要な薬物の投与や必要ない医療行為に対する拒否ができなくなってしまいます。

麻酔

前途したように病院側では薬を用いることは商品が売れるということなので、薬を使いたがります。そして、妊婦が痛がっていたから、などど薬を使った責任は患者側にあると主張します。

胎児にとって完全に無害な薬はありません。胎児には母体から伝わる化学物質に適切に対応する態勢がまだ備わっていないため、肉体と知能の両方に障害が出る可能性があるということです。

元気に生まれてきたようにみえても、母親が妊娠中に投与された薬の影響はその発達の過程で現れてくるおそれがあります。

新生児の場合、肝臓や腎臓がまだ完全に発達していないので、毒性物質の代謝や排出が大人のようにはいかないことが理由です。

病院出産においての麻酔やその他の薬、仰向けに寝て胎児に負荷をかける出産により、少なからず赤ちゃんはダメージを受けているということを覚えておいてください。儲け優先で考えている医者は否定するでしょうが…。

陣痛促進剤

陣痛促進剤は多く使われている薬で色々問題があります。
これについては別記事で取り上げますが、妊婦の都合ではなく産科医の都合で出産できるようにするための側面が強い薬です。

⇒陣痛促進剤 子宮収縮剤の副作用、計画分娩 誘発分娩のリスクとは? ※準備中

会陰切開

会陰部とは膣口と肛門の間の部分のことです。
女性の体のなかでも特に伸展性があり、赤ちゃんを産む際にさらに伸びやすい状態になります。

無理のない分娩体位で、いきむタイミングを指示してもらえば赤ちゃんは簡単に出てこられるようになっているとのことです。

しかしながら仰向けで両ひざを立てた不自然な体位を取らされることで骨盤の中心軸は上向きとなり、赤ちゃんは重力に逆らいながら出てくるので、産み落とすのではなく、「産み上げる」形となり、会陰裂傷が起きてしまうようです。

このように不自然なお産での裂傷を防ぎ、分娩を容易にする為あらかじめ会陰を切ってしまうのが会陰切開というわけです。

自然なお産では滅多に行われることのないこの会陰切開は産科医主導のお産では高い確率で行われ、その割合はアメリカ、日本ともに6割くらいに達するそうです。

また、切開時の麻酔には薬害の危険性があり、注射針が胎児の頭に突き刺さるという事故もあるということです。

会陰切開は筋肉と神経を切開するので、会陰部の感覚が何年間も麻痺することがあり、切り口が深すぎて肛門括約筋まで切れてしまう事故が起こる事もあります。

自然裂傷よりも治りが遅く感染症の危険もあるとのことです。

帝王切開

帝王切開は本来危険な手術であり、経膣分娩に比べ母体死亡率は6倍も高くなり、子宮感染症の確率は14倍以上、術後の出血、感染症、腹痛、疲労感、うつ病になる人もいるそうです。

昔と比べ今は分娩が遅くなるとすぐに帝王切開しようと傾向にあるようです。

以前の記事で紹介しましたが、経膣分娩では子供は母親の常在菌を受け継いで免疫力が上がりますが、帝王切開してしまうとその過程が省かれてしまいます。
帝王切開で生まれた子供に1型糖尿病の発症率が上がるというデータもあります。

帝王切開と1型糖尿病の関係

帝王切開の場合、リンク先に書かれている膣内ガーゼ法を行うことをお勧めします。

病院選びは慎重に

産科、産婦人科など出産に関わる医療は残念ながらビジネスの側面が大変強いことが分かります。

もし健康面を優先して考えるなら、医者は薬を極力使わず、夜中の出産にも付き添い、妊婦が自力で出産するのを辛抱強く待ってくれるはずです。

病院出産を考える場合、ここに書いた知識をしっかり持ち、良い医者や病院を探さなくてはなりません。

良いお医者さんは患者のことを第一に考え、薬や余計な措置を極力控えようとするでしょう。そして危険な徴候があって初めて医療措置が検討されるはずです。なぜなら本来お産は自力で行うものだからです。

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参考文献

それでも医者にお産をまかせますか?
ロバート メンデルソン 草思社 2000-11
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by ヨメレバ

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