難聴の種類と原因 症状 治療などについて!

一口に難聴と言っても色々あります。
ここでは、難聴にどんな種類や特徴があるのかについて解説します。

難聴

難聴を大別すると以下の3つに分けることができます。

1.伝音性難聴

外耳中耳に何らかの障害が生じ、難聴になっている状態です。
耳垢がたまり過ぎる耳垢栓塞や、中耳炎などで起こる難聴がこれに当てはまります。
先天性の病気でなければ、治る可能性も高い難聴と言えるでしょう。

補聴器の効果が高く発揮されますが、感染症の病気が原因の場合は使えないこともあります。

2.感音性難聴

内耳の器官や聴神経に何らかの障害が生じ、難聴になっている状態です。
メニエール病や突発性難聴に代表されるように、原因不明であったり、治療が困難なケースも少なくありません。

補聴器の効果は症状によって様々です。

3.混合性難聴

伝音性難聴と感音性難聴の両方を生じて難聴になっている状態です。
老人性難聴はこの傾向が強くなります。

補聴器の効果は伝音性難聴に比べると落ちますが、感音性難聴より上です。

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音響外傷

予期せぬ大音量を突然聞いたとき難聴になることをいいます。
内耳の蝸牛が損傷し、耳鳴りや難聴が起こます。

ステロイド等の薬物療法が基本となりますが、蝸牛の損傷具合により回復度合いも違ってきます。損傷がひどい場合、聴力の回復が望めない場合もあります。

騒音性難聴(ヘッドホン難聴/イヤホン難聴)

文字通り、騒音を聞くことで起こる難聴です。慢性的な音響外傷と説明されることもあります。
ヘッドホンやイヤホンを使用して音楽などを大音量で聴いた場合も同様です。
一般に85dBあるいは90dB(デシベル)以上の音は耳にダメージを与えると言われています。

ヘッドホンやイヤホンを使って電車の中で音楽を聴く場合、自然と電車の騒音に負けない音量で聴こうとするので、意識している以上に大きな音を聴いていることになります。

個人差があり、大きな音を聞いても難聴になる人とならない人がいます。
騒音や大音量を聞くことで蓄積した耳のダメージが老人性難聴に繋がるとも考えられています。011675

騒音性難聴の原因

騒音、大音量により主に内耳の蝸牛がダメージを受けることが原因です。
蝸牛そのものに障害が発生する場合や、蝸牛内の有毛細胞がダメージを受けている場合があります。

有毛細胞は一度死んでしまうと再生ができません。
(iPS細胞などを使った再生の研究は現在進められています)

騒音性難聴の症状

初期の段階では耳鳴りや高音域が聞こえづらいという症状から始まり、次第に難聴が進行して日常生活に支障をきたすようになります。

騒音性難聴の治療

早い段階で気付けば、騒音を避けることにより進行を止める、または遅らせることが出来ます。
血流改善薬やステロイド、ビタミン剤などの薬物療法は早期の治療ほど効果がありますが、難聴が進行してしまうと聴力の回復は困難になります。

老人性難聴(加齢性難聴)

年を取ると老眼になるのと同じように、聴力も低下していきます。
30才を過ぎるともう聴力の低下は始まると言われています。

ただ30代40代では、生活に不具合が出るほど聴こえづらくなる例はあまり多くありません。

聴力の低下はまず高音域(高い周波数の音)から聞き取りづらくなり、その音域は次第に下がっていきます。

老人性難聴の原因

騒音性難聴と同様に大音量を聞いたことによるダメージの蓄積が原因の一つと考えられています。

また食生活などの問題で、必要な栄養が不足することによる動脈硬化や血流が悪くなることで、蝸牛の有毛細胞がダメージを受けることも原因とされています。

老人性難聴の症状

騒音性難聴同様に聴力の低下はまず高音域(高い周波数の音)から聞き取りづらくなり、その音域は次第に下がっていきます。
耳鳴りを生じることもります。

一般的には中高年以上の年齢に達し、会話などの日常生活に問題が生じた段階で老人性難聴と診断されます。

老人性難聴の治療

加齢による生理現象なので治療はできません。
補聴器の使用や、食生活の改善、騒音を避けることなどで進行を遅らせるように努めます。

低音障害型感音難聴(低音難聴)

近年増えてきた難聴の一種で低音が聞き取りづらくなる病気です。
20~40代の女性に多くみられる傾向があります。

原因は不明でストレスではないかと考えられています。

蝸牛のリンパ液が増えることで耳閉感や耳鳴り(特にゴー、ボーという低音の耳鳴り)、低音域が聴きづらいという症状が起こります。
低音障害型感音難聴は聴覚を司る蝸牛の異常なのでめまいや吐き気はありません。

リンパ液の増加が三半規管でも起きるとメニエール病になるので、異変に気づいたらすぐに治療を開始することが重要になります。
再発時にメニエール病を発症することもあります。

原因不明の病気に試して欲しい治療法

当サイトでは原因不明の疾患に試して欲しい治療方法として「Bスポット治療」を推奨しています。

Bスポット治療について

下記の血流改善法や中指の爪もみを試すこともお勧めします。

免疫力低下の原因は?免疫力を高める 冷え性を治す血流改善方法!

人工内耳を埋め込む

2016年3月に放送された「たけしの健康エンターテインメント みんなの家庭の医学 奇跡の手術で患者救う名医」にて人工内耳で聴力を回復する手術が紹介されました。

何らかの原因により蝸牛がダメージを受け回復不能となってしまった場合、人工内耳を手術で埋め込むことで聴力を取り戻せる可能性があります。

耳の後ろの部分に人工内耳を埋め込み、さらに頭蓋骨に小さな穴を開け、電極を蝸牛に差し込みます。マイクは補聴器のように耳にかける形で装着します。

番組では突発性難聴により両耳が全く聴こえなくなってしまった82歳の女性が人工内耳を埋め込むことで聴こえるようになったドキュメントが放送されました。

人工内耳

参考文献

耳トレ!-こちら難聴・耳鳴り外来です。」
中川雅文 

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