過換気症候群による過呼吸の対処 原因 症状 治療などについて

過換気症候群による過呼吸の対処方法、過換気症候群の原因、症状、治療などについて解説します。

過呼吸

過換気症候群とは

過換気症候群は主に心理的要因により発作的に過呼吸(過換気)が起こる病気です。
若い女性に多く、発作中は混乱してパニック状態になっています。

発作が起こると動脈中の二酸化炭素が減少し、その結果として様々な症状が現れます。

過換気症候群の原因

ストレス、緊張、不安、恐怖などの心理的なものが原因となります。

過換気症候群の症状

過呼吸、呼吸困難、動悸、胸痛、めまい、意識障害、パニック等が起こります。

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過換気症候群の対処

発作中はいくら息を吸っても入ってこない感覚に襲われていますが、実際は十分に空気は取り込まれています。そこで「息は吸えている」という意識を持ち、とにかくゆっくり呼吸することを心がけます。深呼吸する必要はなく、むしろ浅く呼吸するようにします。

ペーパーバッグ法(紙袋を使っての呼吸)は危険!

発作時に過剰に二酸化炭素が失われることを防ぐ為に、紙袋で口と鼻を覆って呼吸する方法がこれまで推奨されていましたが、現在この方法は低酸素状態(窒息)を起こす危険がある為、推奨されていません。

周囲の人の対応

周囲の人が患者を落ち着かせることはとても大切です。
「大丈夫」「ゆっくり呼吸して」と焦りや不安を取り除いてあげます。

誰かに気遣ってもらえている、という感覚が患者の不安を和らげます。

呼吸をできるだけゆっくりさせることが重要です。
落ち着いてゆっくりとした呼吸をするように促します。

過換気症候群の治療

発作はゆっくりと呼吸を続けることで短時間(1時間以内)で治まります。
発作に対して恐怖心がある場合、対処療法として抗不安薬を服用します。

心理的要因は人によって様々です。
ストレスや不安が根深い場合、自律訓練法やカウンセリングなどの心理療法が有効になります。

自律訓練法のやり方について

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参考文献

「病気がみえる vol.4 呼吸器」
医療情報科学研究所 編集

これだけは知っておきたい呼吸器の病気」
福地 義之助 総監修

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