急性鼻炎 慢性鼻炎 単純性鼻炎 アレルギー性鼻炎 肥厚性鼻炎等について

急性鼻炎や各種慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎等、鼻炎について解説します。

鼻をかむ女性

鼻炎

鼻腔(びこう、びくう=鼻の穴)は薄い粘膜で覆われています。
この粘膜に起こる炎症が鼻炎です。

症状は主に、くしゃみ、鼻水(鼻汁)、鼻づまりです。 鼻炎は、急性鼻炎、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎の3つに分類されます。

急性鼻炎

「鼻風邪」と呼ばれるもので、ほとんどがウィルスの感染が原因で起こります。
大抵の場合、体を温かくし安静にしていれば治ります。

治療は、鼻水を止める作用のある抗ヒスタミン剤や、粘液溶解薬(鼻汁や痰の粘度を低下させる)を用います。

原因は風邪と同じなので自分で薬を飲む場合は、風邪薬になります。
風邪薬には抗ヒスタミン剤が配合されています。

尚、風邪薬には風邪や鼻炎を治す作用はありません。
症状を緩和することが目的です。

急性鼻炎のうちにしっかり休んで治し慢性化させないことはとても大切です。
無理をして慢性化させると症状も重くなる上に治療に時間がかかってしまいます。

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慢性鼻炎

発症後数週間経っても治らず慢性化した鼻炎です。
慢性鼻炎は次の3つに分類されます。

慢性単純性鼻炎

急性鼻炎を繰り返しているうちに慢性鼻炎となるものです。
頑固な鼻水、鼻づまりの症状が長期化します。

治療は急性鼻炎と同様の内服薬の他に、鼻づまりを改善させる血管収縮薬の点鼻薬が有効です。

血管収縮薬は医師の指示通りに使うことが重要です。使いすぎると症状が悪化することがあり、肥厚性鼻炎になることもあります。

市販のものを使う場合は注意書きをよく読んで、用法を守り、症状が治まったら使用を止めるようにします。

肥厚性鼻炎

鼻粘膜、特に下鼻甲介の粘膜が腫れて肥大したものです。
鼻汁よりも鼻づまりがひどくなります。

薬物治療で効果が無い場合、レーザー照射や手術が必要になります。

萎縮性鼻炎

栄養不足が原因で起こることが多い病気です。 その為現在ではほとんど見られない病気ですが、過剰なダイエットなどをする人は注意が必要です。 鼻の粘膜が委縮し鼻腔が広がる為、とても乾きやすくなります。 悪臭を伴うかさぶたが粘膜に付着する場合があります。 抗生物質の投与や鼻洗浄などで治療します。

アレルギー性鼻炎

鼻粘膜にアレルギー反応が発生し起こる鼻炎です。
ダニなどが原因となる通年性のものと、花粉などが原因となる季節性のものがあります。

体内に侵入しようとする異物を排除しようとする免疫の働きが何らかの原因で過敏になることで起こります。

アレルギーを引き起こす原因となる物質のことを抗原(アレルゲン)といいます。
抗原には口から食べる食物性のものと鼻や口から吸い込む吸入性のものがあります。

アレルギー性鼻炎の疑いがある場合、採血するなどして抗原が何かを検査します。
抗原が分かれば、それを摂取しない、吸入しないようにすることが基本的な治療となります。

対処療法として抗ヒスタミン薬(鼻炎用の薬に入っている)で鼻水、鼻づまり、くしゃみを緩和します。
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花粉症等のアレルギーの原因について
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腸内環境を改善することはアレルギーの改善につながります。
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こちらも参照してください。
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西式甲田療法

西式甲田療法では、アレルギーが治癒した例が多数報告されています。
難病 原因不明の病気が治る西式甲田療法とは 少食 断食の効果について

参考文献

これだけは知っておきたい耳・鼻・のどの病気 (別冊NHKきょうの健康)」
神崎 仁 監修

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