風邪・インフルエンザに効く食事 風邪予防対策にビタミンCが凄い!

風邪、インフルエンザにかかったときの食事と予防・治療に有効なビタミンCについて解説します。

風邪予防対策

風邪やインフルエンザに効く食べ物・食事は?

インフルエンザを含む風邪症候群(かぜ症候群)は体がウイルスと戦う為にそれに伴った症状が現れます。ここでは症状に応じた風邪を引いたときの食べ物を紹介します。

発熱・寒気に

発熱はウイルスや細菌などを直接撃退するための症状です。 水分やエネルギーを沢山消費するので、水分補給は重要です。

ごはんめん類などの炭水化物も体に必要となるので食欲に応じて食べるようにします。 食欲がないときは、果物や甘いものでエネルギー補給します。

鼻水・鼻づまりに

汁物などの温かいもの、ねぎしょうがが有効です。

せき・のどの痛みに

辛いものや酸味の強いもの、塩辛いもの、熱いものはのどを刺激して炎症を広げてしまいます。エネルギー補給のためにはアイスクリームやゼリーなど、喉を通りやすいものがおすすめです。

下痢・吐き気に

胃腸が弱っているときには消化の良い穀物を中心にこまめに摂るようにします。 下痢をすると水分が失われるので水分補給をしっかりするようにします。 またミネラルも失われてしまうので、おかゆスープなどで補給するとよいでしょう。

参考文献

「栄養の基本がわかる図解事典」
中村 丁次 (監修)

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風邪予防・治療に絶大な効果があるビタミンC!

風邪やインフルエンザなどの感染症にビタミンCが有効です。

テレビなどでビタミンCは風邪に効果が無いという話がされることがありますが、ビタミンCに関する誤った情報が氾濫しているので惑わされないようにしてください。

ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く (講談社+α新書)」を読むと、いかにビタミンC(アスコルビン酸)が体に良いかが分かります。

タイトル通り風邪からがんまであらゆる病気に効果があるビタミンCですが、ここでは主に感染症について取り上げます。

「ビタミンC」と聞くと何を今さらという感じで、「野菜や果物を毎日食べてるから大丈夫」とスルーしてしまいがちではないでしょうか?

ビタミンCで健康になると言われても基本的な問題という気がして、健康に気を遣っている人でも(健康に気を遣っているからこそ逆に)ビタミンCに着目する人は多くないと思います。

通常の食事では慢性的に不足している

ビタミンCの1日に必要な摂取量は100mgとされています。

この量を毎日取っておけば、ビタミンC不足による壊血病(かいけつびょう:皮膚や粘膜からの出血、貧血などが起こる病気)を防ぐことができます。

しかし著者の薬学博士である生田哲先生は、それでは全然足りていないと述べています。

タイトルにもあるビタミンCの大量摂取をすることで風邪やインフルエンザの予防をすることができ、かかってから摂取しても、症状を軽くし早く治すことができます。

ビタミンCによる健康法が広まらない理由

かぜの科学:もっとも身近な病の生態 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)」という本によると、こう書かれています。

普通感冒の普通の治療法としてビタミンCほど研究されたものもないだろう。(中略)ライナス・ポーリングは働き盛りのころに二つのノーベル賞に輝いた。(中略)1970年刊行の著書『さらば風邪薬!ビタミンCで風邪を追放』で彼は、ビタミンCを大量摂取すれば風邪の予防になるだけでなく、症状を軽減できると主張している。 (中略) しかしいずれもビタミンCは風邪を予防してはくれず、せいぜいごくわずかの症状軽減効果が得られる程度であるとの結論にいたっている(中略)ビタミンC摂取は風邪の予防手段にはならないのだ

これが一般的な医学界の共通認識となっているようです。

文中にあるように、ビタミンCの大量摂取を最初に提唱したのはノーベル賞受賞者であるライナス・ポーリング博士です。

彼が刊行した本のタイトルは「さらば風邪薬!―ビタミンCで風邪を追放 (1971年)」です。 これが本当なら製薬会社は大ダメージを受けてしまいます。

ビタミンCは特許の対象にならず高額で販売することはできないからです。
当然の如く、ビタミンCは効かない、大量摂取すると副作用が出る、という主張や論文が各所から発表されることになり、今に至っています。

生田先生はこれらの論文やデータを精査し、ビタミンCが有効であることを本の中で語っていますが、様々なデータやこれまでの経緯など実に説得力があり、私もビタミンCの効果を信じるようになりました。

前回のワクチンは効くか効かないか同様これも結局は信じるか信じないかになってしまいますが、是非生田先生の本を読んでから考えてみて欲しいと思います。

ビタミンCの効果とは

ビタミンCには活性酸素から酸化を防いでくれる抗酸化物質としての作用があり、抗ウイルス薬、抗菌薬としての働きがあるとのことです。

詳しくは本を読んでください。 非常に説得力があります。

素晴らしいのは、病院で処方される抗ウイルス薬や抗菌薬には様々な副作用がありますが、ビタミンCはせいぜい摂りすぎたときに下痢になるくらいでとても安全だということです。

ビタミンCの必要摂取量と摂取回数の目安

ビタミンCを大量摂取する場合、経口(口から服用する)と点滴という2種類の方法があります。

点滴のほうが効率的ですが、手軽にはできないのでこれは病気が重症化したときということになります。

一般的に1日に必要と言われる100mgはレモン1個分ですが、大量摂取とはどのくらいを指すのでしょうか。下記の表は病気ごとに必要な摂取量と摂取回数です。

体の状態1日あたりの総量(g)1日の摂取回数(回)
健康時(風邪や病気の予防)4~154
軽い風邪30~606~10
重い風邪60~100以上8~15
インフルエンザ100~1508~20
ウイルス性肺炎100~200以上12~25
細菌感染症30~200以上10~25

健康時に風邪など病気予防の目的でビタミンCを飲むなら、4回に分けて飲む必要があるということです。

1回1~4gをある程度一定の間隔を空けて(この場合4~5時間おき位)摂らなくてはなりません。

なぜ分けて摂る必要があるかというと、一度に沢山摂っても、尿として排出されてしまうからです。

ビタミンCの摂取で重要なのは、この分けて摂取する必要があるということです。

4~15gと幅があるのは、体質や体の大きさによって個人差があるからです。 当然体が大きい人は多めに飲む必要があります。

この表から分かるように、例えばウイルス性肺炎肺結核(細菌感染症)になった場合、頻繁に摂る必要が出てきますが、こうなると点滴で摂ったほうが良いかもしれません。点滴のほうが効率良く吸収できるとのことです。

ビタミンCの副作用

ビタミンCは多く摂っても過剰摂取による問題はないとされています。 唯一認められている副作用は下痢です。なので、摂取して下痢になった場合は摂取量を一旦半分位にして様子を見ます。 こうして調節して自分に合った摂取量を決めるようにします。

ビタミンCはどのように摂取すればいいか?

最低でも1日4gということはレモン40個分ということになります。

これでは食事からの摂取ではとても間に合わないので、サプリメントを利用することになります。

飲み方の注意点として、ブドウ糖とは競合してしまうので、粉末をジュースに溶いて飲む場合、砂糖の入っていないものにしなくてはなりません。

水で飲んでもいいですが、かなり酸っぱいので、自分でフルーツジュースをミキサーで作ってそれに入れて飲むのが一番良さそうです。

ちなみに錠剤タイプのものは飲みやすいですが、添加物が使用されています。

前述したようにビタミンCには特許が無いので、様々なメーカーが様々な商品を販売しています。著者の生田先生おすすめの日本薬局方にのっとった製品をご紹介しておきます。(著書の中で海外の製品なども紹介されています)

もっと安いものも色々出ているので、自分で探してみるのもよいでしょう。

日本薬局方 アスコルビン酸原末 ビタミンC 500g(大) (岩城製薬)
by カエレバ

西式甲田療法

西式甲田療法を実行すると風邪を引きにくい体質になります。
またこの療法でもビタミンCを摂ることが重要視されています。

難病 原因不明の病気が治る西式甲田療法とは 少食 断食の効果について

参考文献

ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く (講談社+α新書)
生田 哲 講談社 2010-04-21 売り上げランキング : 7027
by ヨメレバ

「かぜの科学:もっとも身近な病の生態 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)」
ジェニファー・アッカーマン (著), 鍛原多惠子 (翻訳)

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