サルコイドーシスとは?原因 症状 検査 治療について

サルコイドーシスとは何か、原因、症状、検査、治療などについて解説します。

マクロファージ サルコイドーシスとは「肉のようなものができる病気」という意味のラテン語です。
この肉の塊は「非乾酪性類上皮細胞肉芽腫」という肉芽腫(にくげしゅ)です。

サルコイドーシスは原因不明の肉芽腫が全身にできる病気で、特定疾患(難病)に指定されています。自己免疫疾患の一つであり膠原病関連の病気でもあります。

最も多く肉芽腫ができる場所は肺で、次いで目、皮膚に多く現れます。
また腎臓や心臓などにできる場合もあり、発生場所により病状・症状は異なります。

20代および40~50代の女性に多くみられます。

肉芽腫とは

白血球の一種であるマクロファージは異物を飲み込んで処理する免疫細胞です。
このマクロファージと、同じく免疫細胞の一つであるT細胞が何らかの原因により異常に活性化され、慢性的に炎症を起こした結果、類上皮細胞へ形態変化したものが肉芽腫です。
免疫とは?自然免疫と獲得免疫 免疫細胞の働き 炎症とは何か等について

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サルコイドーシスの原因

原因は不明です。

肺の入り口にあるリンパ節に多くできることから、何らかの物質(アクネ菌や抗酸菌の感染が原因として考えられてきました)が気道を通って肺に侵入することが原因と考えられていますが、原因物質はいまだに不明です。

この病気になりやすい遺伝的素因を持つ人がなるとも考えられています。 自己免疫疾患の原因についてはこちらの記事で言及しています。
アレルギー、自己免疫疾患、自閉症の原因は体内の生態系にあった!

サルコイドーシスの症状

肉芽腫ができる場所により症状が異なります。

眼(目)

目がかすむ、物がぼやけて見える、飛蚊症、視力低下などです。

皮膚

結節性紅斑(けっせつせいこうはん)など赤く盛り上がった病変ができ、足の付け根や首などのリンパ節の場合は腫れ(はれ)ます。

初期段階では無症状の場合が多いです。 病状が進むと、咳、胸痛、呼吸困難などが現れます。

神経

末梢神経障害(顔面神経麻痺)、中枢性尿崩症(体内の水分が大量の尿のなって排泄される)などです。

心臓

不整脈、重症の場合、心臓麻痺を起こし死亡する場合もあります。

サルコイドーシスの検査

胸部X線写真、CT検査、血液検査などにより診断します。

サルコイドーシスの治療

肉芽腫が見つかり、サルコイドーシスと診断されても症状が無い場合は特に治療せず、経過観察となります。 症状がある場合、ステロイドや免疫抑制剤による薬物療法が行われます。

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参考文献

「病気がみえる vol.4 呼吸器」
医療情報科学研究所 編集

これだけは知っておきたい呼吸器の病気」
福地 義之助 総監修

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