がんとストレス 低酸素・低体温・高血糖を改善し、がんを治す!

福田稔・安保徹、両先生によるストレス、低酸素・低体温・高血糖ががんの要因になることや自律神経免疫療法について解説します。

鍼治療

福田稔先生、安保徹先生について

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故・福田稔先生は自律神経免疫療法を実践する医師であり日本自律神経免疫治療研究会理事長だった方です。元々は外科医であり、がん手術なども行っていました。

故・安保徹先生は当サイトでも何度か取り上げていますが、医学博士であり、免疫に関する様々な発見をした世界的な免疫学者です。

この二人は共同で福田・安保理論と呼ばれる自律神経と免疫の関係についての研究を発表したりいくつか共著で本を出しています。

ここでは「ガンと生きる4つの法則」に基づいてがん予防や治療について考えていきたいと思います。

がんの実態

がん患者を調べて共通することは低体温低酸素高血糖の状態になっており、これはがんが住みやすく増殖しやすい条件とのことです。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、仕事をしているときなど緊張状態では交感神経優位となりリラックスした状態では副交感神経が優位となります。
自律神経とは 自律神経系 交感神経 副交感神経 自律神経失調症について

交感神経の偏りは顆粒球を過剰に発生させ副交感神経の偏りはリンパ球を過剰に発生させます。そしていずれの場合もこれら免疫細胞の作用により低体温を招きます。
免疫とは?自然免疫と獲得免疫 免疫細胞の働き 炎症とは何か等について

低体温の状態は全身の血流障害につながり、汚れた血液や老廃物などの毒が冷えのある部分や酷使している弱い部位にあらわれてがんとなります。

交感神経優位の状態では呼吸も浅く低酸素状態を招きやすく、低体温、低酸素は高血糖にもつながります。

糖質ががんのエサとなることはすでに下記記事でも紹介した通りなので、高血糖がいかに体に悪いか分かるでしょう。
がん(癌)を完治させる高濃度ビタミンC点滴+断糖療法とは!

働き過ぎなど交感神経優位で起こるがんは約70%、運動せずゴロゴロしているなどリラックス過剰の副交感神経有優位で起こるがんは約30%ということです。

がんは悪者ではない?

低体温、低酸素の状況は細胞が生きにくい状態であり、この状況に適応できる細胞として生まれるのががん細胞であると安保先生は述べています。

がんは決して悪いものではなく、危険な状況を乗り越えて生きる為の体の反応であり知恵であるということです。

がんの治療

低酸素・低体温は主に生き方やストレスの問題が大きく、高血糖はこれに食事の要素が加わってもたらされると考えてよさそうです。

医師であった福田先生は、医師は手伝えるのはせいぜい5%であり、治すのは患者自身としています。この辺りは西洋医学が治療を医者に委ねてしまうのとは大きく異なります。

自律神経免疫療法について

自律神経免疫治療は磁気針で手足の指の生え際やつむじ、骨盤周辺を始めとする全身の治療点を刺激し自律神経のバランスを整えます。

治療効果を確かめるために定期的に白血球分画検査を行い、リンパ球や顆粒球の割合などを確認します。

白血球は生き方により影響を受けるのでがんを機に生き方や心の持ち方を変えることが治癒に大きな影響を与えます。

日本自律神経免疫治療研究会に所属している医療機関・治療院

三大治療に対する見解

三大医療とは現在の標準治療である手術、放射線、抗がん剤のことです。

放射線や抗がん剤は正常細胞に与えるダメージが大きいのでやらないほうがよいという見解です。

手術については、がんの初期の場合や臓器不全が起こるようなときにはやってもよいとのことです。

がん初期の手術では後遺症が残ることもなく心理的にスッキリできるので、体内にがんを抱えているというストレスをなくすことができます。
手術をしたほうが良いというわけではなく、迷っているならやっても問題ないということです。手術をした後にしっかり免疫の向上に取り組みます。

また便が詰まってしまうなど臓器の機能に支障が出る場合などは手術が有効です。
緊急医療に関しては西洋医学はとても優れているので、このようなときには西洋医学を利用したほうが良いようです。

ただし手術によりリンパ節を郭清することだけはおすすめしないとのことです。
リンパ節はがんと闘うリンパ球の拠点となる所だからです。

がんが治癒するとき

病気が治癒するときには瞑眩(めんげん)反応(好転反応)と呼ばれる様々な症状が現れます。

体の調整として、だるさや眠さ、倦怠感、便秘、下痢、発汗、発熱、痛み、腫れなどが始まり、細胞が活性化すると、湿疹や吹き出物、かゆみ、目やに、皮膚の変化、便の色の変化、大量の便、大量の出血を伴う生理などが解毒として起こります。

福田先生によると、これらは自然治癒力、排泄力がある状態で起こるので、すぐにこのような反応が起こる人は体が健康になろうとする力があるということだそうです。

がんの場合、近くにある排泄器官から出始めるとのことです。
また比較的皮膚に出やすく、イボや湿疹はがんの毒素を体外へ出そうとする反応なので恐れる必要はありません。

また、安保先生によるとがんが自然退縮するときには腫瘍マーカーの数値が上がるそうなので、せっかく治りつつあるのに病院の検査で悪化してると判断されてしまう恐れがあるとのことです。

転移は必ずしも悪いものではない

がんが自然退縮する過程では、リンパ球の免疫力が高まると原因不明の発熱が数日続き転移を起こすそうです。

この状態では熱を下げる治療は行わず見守ります。
発熱はリンパ球の活性化を意味し、追い詰められたがんが原発巣から逃げていき転移となります。

この場合の転移はがんが原発巣にとどまることができなくなった転移であり増殖したわけではないということです。

がんの自然治癒がこのように行われることを考えれば、リンパ節を郭清することは自然治癒への道を遠ざけてしまうことだということが分かります。

西洋医学で治療を行っている医者はこのような過程を観察できてないことが多いので、瞑眩反応や転移の解釈を間違えてしまう可能性があるということです。

がんと生きる4つの法則とは

本のタイトルとなっている4つの法則は各先生がそれぞれ挙げています。

安保先生の4つの法則

1.体を温める

がん患者は日頃から平熱が低い人が多いそうです。従って冷え性の人は要注意となります。

体温が35度台だとがんが快適に生きることができる温度なので危険です。
39度以上でがんは生きることが困難になります。

免疫力を高める入浴法として週2回、42度のお湯に10分間つかる方法があります。
この入浴法を行うと体を修復するヒートショックプロテインを増やすことができ、その効果は4日間持続します。
こちらも参考にしてください。
免疫力低下の原因は?免疫力を高める 冷え性を治す血流改善方法!

他に温泉、特に微量放射線を含むラジウム温泉や岩盤浴は良いそうです。

シャワーで済まさず、毎日しっかり入浴して体を温めることが大切です。
ただし高血圧など全身浴が負担になる人は半身浴やぬるめのお湯に入ることが必要です。

適度な日光浴やラジオ体操などで体を動かすこともとても大切なことです。

2.野菜をとる

カリウムにはがん細胞の中のナトリウムを排泄させて死滅させる働きがあるそうです。

さらに野菜や果物、玄米などの未精製食品、海藻にはカリウム40という放射性物質が含まれていて体に刺激を与えがん克服に良い影響をもたらすとのことです。

また、玄米菜食、低たんぱく質ががんを消滅に導く基本食となっています。

玄米の糠(ぬか)には抗がん作用があり、低たんぱくの食事は免疫力を上げることがネズミの実験で分かっています。たんぱく質は大豆製品で摂るのがいいようです。

ただし玄米を食べると重いと感じる、菜食だと体調が悪くなるなど体質に合わない場合は、下記の記事で紹介したような動物性蛋白質を主食とした断糖食が合うのかもしれません。
がん(癌)を完治させる高濃度ビタミンC点滴+断糖療法とは!

糖質を抑える

また、糖質(特に精製されたもの)を摂らないようにすることは高血糖を抑えがんの栄養補給を断つことになるので、良質ながんの代替医療ならば必ず勧められることです。

オメガ3を摂る

オメガ6系脂肪酸はがんの増殖を促進する可能性があるので控え、オメガ3系の脂肪酸を摂るようにします。

オメガ6はサラダ油などの植物油に多く含まれ、オメガ3は青魚や亜麻仁油、えごま油、紫蘇油に多く含まれます。

健康によい油は?おすすめの油でがんやアレルギーを予防する!

3.深呼吸をする

交感神経が緊張状態にあるときは呼吸が浅くなり低酸素の状態となります。
そこで、深呼吸することで副交感神経優位となり血行も良くなります。

疲れた人の血液は酸素が欠乏状態にあるため真っ黒になっており、この状態が続くことが発がんにつながるそうです。

1日数回の深呼吸を行うことを日課としたり、ヨガや太極拳のように呼吸を重視し腹式呼吸を取り入れた運動を習慣化することで体が低酸素状態に陥るのを防ぐことができます。

きれいな空気の場所に転地療養し森林浴などを行うと体はリラックスし、免疫力を高めることができるのでお勧めとのことです。

4.感謝する

怒りは交感神経を優位にしますが、感謝しながら怒ることはできません。
がんのおかげで自分の生き方を見直せることに感謝し、「ありがとう」という気持ちを持つことが大切です。

心や体にストレスをかけ続けたことでがんになった人は、リラックスや笑いを取り入れた生活にシフトすることで体を治癒の方向に導くことが可能です。

笑いがNK細胞を活性化することはもはや有名ですが、副交感神経優位となるため、低体温、低酸素が改善され排泄もよくなるとのことです。

福田先生の4つの法則

1.きちんと排泄ができる体をつくる

がんが治る人はその過程で排泄がよくなっていきます。

末期の状態では悪液質となり痩せていきますが、これも体が治ろうとする仕組みだそうです。

西洋医学では悪液質になればもう治療法が無いといって諦めてしまうことも多いと思いますが、福田先生によれば痩せることで「気」が通りやすくなり治療がよく効くようになるということです。

手術や抗がん剤の影響で痩せてしまった場合はちょっと違うかもしれませんが、痩せてきたからもうだめだと思う必要はないということです。

この辺は断食や少食が病気を治すことに関係しているようです。
難病 原因不明の病気が治る西式甲田療法とは 少食 断食の効果について

排泄は尿や便に限らず、目、鼻、耳、口、皮膚といった穴から様々な形で毒が出ていきます。

アトピーのような症状や足が象のようにむくんでしまうなどの反応が出ることもありますが、恐れず自律神経免疫治療のような自然療法を続けていると毒を体外に排出し治癒していきます。

このような反応に対して薬を使ってしまうと、治るのが遅くなったり最悪がんが勢いを取り戻すことになりかねません。

自然な排泄のためには入浴で汗を掻いたり、できる範囲で運動し血流を改善することも必要です。特にウォーキングなど下半身の運動が良いそうです。

風呂上がりにふくらはぎをマッサージすることもとても有効で、先生はふくらはぎを触っただけで健康状態は分かるようです。(詳しい方法は本を参照してください)

2.体温を上げて血流をよくする

福田先生自身病気を患ってから遠赤外線効果のある腹巻きや下着を着用するなど体を徹底的に温めたそうです。

人間は一定の体温を保って体がうまく働くようにできているので低体温の人は入浴や運動、食事など様々な面で改善を図る必要がありそうです。

炭酸泉温浴は適度な運動をするのと同じくらいの効果があるとのことです。

以前の記事でも取り上げた「爪もみ」は血流をよくするので1日最大3回行うといいとのことです。
爪もみについて

他に乾布摩擦なども効果があるということです。

3.バランスの取れた日本古来の食事をとる

食事は腹7分目に抑え、食べ過ぎに注意します。
食べ過ぎると消化されていない食片が血液中に残りマクロファージや顆粒球がその処理に労力を取られ免疫力の低下を招くからです。

まら酵素が消化にばかり使われると代謝酵素に回される酸素量が減り体の修復が遅れてしまいます。

キャベツを生で食べたり、味噌、納豆、ぬか漬けなどを食べることで酵素を積極的に摂るようにします。

酵素とは?種類 効果 酵素を意識した食事とはどういうものか? 

食物繊維を多く摂ることも重要で、ごぼうや人参、れんこんなどの根菜を摂ることで腸内細菌を改善し排泄を促します。

4.物事を素直に見る

病気の原因は体だけでなく心の中にもあります。
誰かを恨んでいるようなマイナスのエネルギーを抱えていて物事に感謝できない状態なら、まずはそういう自分の心を認める所から始めなさいと福田先生は言います。

心の毒を出すことも大切な治療です。

まとめ

安保先生はがんの発生メカニズムを解糖系とミドコンドリア系という2つのエネルギー生成システムを基に解説しています。ここではその理屈部分は省いていますが、興味ある方は安保先生の本を読んでみてください。

福田先生は外科医として、また自然療法の施術師として多くのがん患者を治してきた経験からがんがどのように治癒していくかを分かっている方です。

がんが転移したり悪液質になっても諦める必要がないということが分かるので、特にがん患者の方は福田先生の本を読んでみるといいでしょう。

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参考文献

2018年2月19日 がんとストレス 低酸素・低体温・高血糖を改善し、がんを治す! はコメントを受け付けていません。 おすすめの書籍 がん 治療法