喉(のど)の仕組み 咽頭 喉頭 扁桃とは

喉は咽頭(いんとう)と喉頭(こうとう)から成っています。

喉の構造

空気が通る気道としての役割と、食べ物が通る食道の役割を兼ねている他、声を出す器官としての機能もあります。

咽頭とは

咽頭は上図のように上咽頭、中咽頭、下咽頭に分かれていますが、咽頭と言ったときには中咽頭を指すこともあるようです。

上咽頭は鼻、中咽頭は口とつながっていて、下咽頭は喉頭へ続いています。
下咽頭は食道と気道の分岐点になっています。

扁桃(へんとう)とは

ワルダイエル咽頭輪

扁桃とは鼻や口から侵入してくる細菌やウィルスなどの異物から体を守る為にあるリンパ組織のことです。

咽頭扁桃(いんとうへんとう:別名 アデノイド)、耳管扁桃、口蓋扁桃、舌扁桃の4つのがあり、扁桃の位置が輪のようになっていることから扁桃の並びを発見者の名を取ってワルダイエル咽頭輪といいます。

耳管扁桃、口蓋扁桃、舌扁桃は左右に1つずつ対になっています。

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咽頭扁桃(アデノイド)

アデノイドは5、6歳頃に最も大きくなりその後は小さくなっていきます。
このことから免疫機能の未熟な乳幼児の頃に細菌やウィルスから体を守る役割を担っていると考えられています。

耳管扁桃

中耳へとつながっている耳管(エウスタキー管)に細菌やウィルスが侵入するのを防いでいます。

口蓋扁桃(こうがいへんとう:扁桃腺)

口蓋扁桃(扁桃腺)

1.舌 2.口蓋扁桃 3.口蓋垂(こうがいすい:別名 のどちんこ)

上図2の部分で左右にあります。
かつては扁桃腺と呼ばれていたいましたが、何かを分泌する「腺」では無いことから名称が改められました。

アーモンドのような形をしていて、口から侵入しようとする細菌やウィルスを捕まえます。表面積が大きく、炎症が起きやすい部分でもあります。

舌扁桃(ぜつへんとう)

舌の付け根にあるリンパ組織です。

喉頭とは

喉頭の構造

外から見ると喉仏(のどぼとけ)がある辺りで、声帯などがある場所です。
発声の機能や、気道に食べ物が入らないようにしたり、鼻のほうに食べ物が逆流しないようにする役割があります。

喉頭は「声門上部」「声門部」「声門下部」に分けられます。
声帯のある所が「声門部」です。

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参考文献

これだけは知っておきたい耳・鼻・のどの病気 (別冊NHKきょうの健康)」
神崎 仁 監修

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