甲状腺とは?甲状腺ホルモンの働き 甲状腺機能亢進症・低下症について

甲状腺とは何か、甲状腺ホルモンや甲状腺の病気のタイプについて解説します。

甲状腺

甲状腺とは?

甲状腺は首の前方、喉仏(のどぼとけ)のすぐ下に位置する臓器で、蝶が羽を広げたような形をしています。 甲状腺の位置は男女で異なり、男性の方が女性より低い位置にあります。

甲状腺の役割

甲状腺ホルモンの内分泌器官としての役割があり、このホルモンを必要に応じて分泌したり、貯蔵したりしています。

甲状腺ホルモンとは

ビタミン等の様々な栄養素や水分などが体内でうまく利用されるように働いたり、細胞・組織の発育にも関わる大切な役割を担っています。

甲状腺ホルモンにはサイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)、ほとんど作用を持たないトリヨードサイロニン(rT3)の3種類があります。

自律神経の働きにも関わっていて、不足すると脈が遅くなり、腸管の働きが鈍くなるので便秘がちになります。

逆に過剰になると息切れや動悸、体温が高くなる、落ち着きがなくなる、根気がなくなる、集中力がなくなる、手足の震え、下痢、排便の回数が多くなるといった症状が出ます。

甲状腺ホルモンの作用
熱産生作用

ほとんどの組織で酸素消費量を増加させ、基礎代謝率を上昇させます。

心臓に対する作用

心収縮力と心拍数を増加させます。

糖代謝に対する作用

消化管から糖の吸収を促進し、血糖値を上昇させます。

神経系に対する作用

カテコールアミンの反応性の増強により思考を迅速化します。またシナプスやミエリン形成作用により脳の発育を促進します。

骨格筋に対する作用

摂取した蛋白質を骨格筋に作り変える作用があります。

脂質代謝に対する作用

肝臓などでLDL受容体を増加させ血中コレステロール値を下げます。また中性脂肪を低下させる作用もあります。

成長・成熟への作用

身体・脳の正常な発育と、骨格の成熟に必須です。

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甲状腺の病気について

甲状腺の病気の多くは自己免疫疾患です。 自己免疫疾患は女性に多い傾向があり、甲状腺の病気も例外ではありません。 甲状腺の病気

Original Update by Robert Tyabji

自己免疫疾患とは

自己免疫疾患とは、本来ウィルスや細菌等の異物を攻撃するはずの免疫システムが、なぜか正常な細胞を攻撃してしまうことで発生する病気のことです。

自己免疫疾患の原因についてはこちらの記事で言及しています。
アレルギー、自己免疫疾患、自閉症の原因は体内の生態系にあった!

自己免疫疾患の治療

自己免疫疾患の病気の場合、「Bスポット治療」が改善をもたらす可能性があります。

自己免疫疾患の患者に慢性上咽頭炎の症状が見られることが分かってきており、Bスポット治療はその慢性上咽頭炎を治すための治療ですが、慢性上咽頭炎の症状として甲状腺の病気になっていることも十分考えられます。

当サイトでは、その病気の治療と平行してBスポット治療を受けてみることをお勧めします。
Bスポット治療について

甲状腺疾患や自己免疫疾患の原因の一つに遺伝子組み換え食品を食べていることも考えられます。
遺伝子組み換え食品を食べたことが原因で起こる病気について

甲状腺の病気の種類 甲状腺機能亢進症 甲状腺機能低下症

(1)甲状腺の機能が亢進し、ホルモン分泌が過剰になる「甲状腺機能亢進症
(2)機能が低下しホルモン分泌が不足する「甲状腺機能低下症」 
(3)甲状腺に腫瘍ができるもの

この3つが甲状腺の病気の多くを占めます。

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参考文献

甲状腺の病気の最新治療―バセドウ病・橋本病・甲状腺腫瘍ほか (よくわかる最新医学)
伊藤 公一 監修

「病気がみえる vol.3: 糖尿病・代謝・内分泌」
医療情報科学研究所

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