扁桃肥大(扁桃腺肥大)とアデノイド肥大(増殖症)について

扁桃肥大とアデノイド増殖症(アデノイド肥大)についてです。

口

扁桃肥大(扁桃腺肥大)とは

口蓋扁桃(扁桃腺)が大きくなった状態のことです。
子供の扁桃は大きいのが普通であり、単に大きいだけでは病気とはいえません。

食事を取るのに支障があったり、睡眠時に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」があるような場合に問題となります。

扁桃肥大の症状、サイン

固形物が飲み込みにくかったり、息づかいが荒く口で呼吸することがあります。

睡眠中いびきをかいて呼吸が止まることがあったり寝汗をかくといった症状がある場合、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。

睡眠時無呼吸症候群がある場合

日中にゴロゴロしたり、眠たそうにすることがあり、体重がなかなか増えない場合があります。

扁桃肥大の治療

アデノイドの肥大を伴うことが多く、口蓋扁桃とともに手術で切除することになります。

扁桃の摘出手術について

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アデノイド増殖症(アデノイド肥大)とは

アデノイド(咽頭扁桃)が大きくなった状態をいい、扁桃肥大を伴うことが多いです。
アデノイドは誰でも2~3歳くらいから大きくなり始め5~6歳でピークとなり、段々小さくなります。

アデノイド増殖症の症状、サイン

鼻がつまり、口で息をするため、口を開けていることが多くなります。
アデノイドの状態は目で見て確認できないので、扁桃肥大と同じく、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合などは病院で確認する必要があります。

耳管が腫れて中耳炎や滲出性中耳炎を起こすこともあります。

アデノイド増殖症の治療

扁桃肥大による手術を受ける場合、一緒に切除します。
アデノイド増殖(肥大)だけが見られる場合、手術をせず経過観察になるケースも多いですが、鼻炎や副鼻腔炎、中耳炎などが起こっている場合はそちらの治療をしっかり行う必要があります。

アデノイド肥大の原因は偏食?

アデノイドが腫れている子供に偏食が多いということは以前から知られているようです。
おやつを食べ過ぎていたり、野菜を食べなかったりといった偏食があるなら改善することが必要です。

口呼吸になる危険

扁桃肥大やアデノイド増殖症が原因で口で呼吸していると、免疫が低下し様々な病気を招く恐れがあります。

手術をしない場合、鼻炎などの症状があればしっかり治療を行い、鼻呼吸することを習慣づける必要があります。

また、扁桃がウィルスや細菌から身を守る役割を担っていることを考えると、口呼吸が原因で扁桃が大きくなるということも十分考えられると思います。

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参考文献

これだけは知っておきたい耳・鼻・のどの病気 (別冊NHKきょうの健康)」
神崎 仁 監修

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