自閉症の原因が判明!予防方法や治療、自閉症スペクトラム等について!

自閉症スペクトラムとは何か、 自閉症の原因や予防方法、治療等について解説します。

自閉症の子供

自閉症とは?自閉症スペクトラムの考え方

自閉症は発達障害に分類されています。

以前「自閉症」は典型的な自閉症以外に「高機能自閉症」や「アスペルガー症候群」など症状によって分類されていましたが、現在それらは「自閉症スペクトラム障害(ASD)」として一つのカテゴリーにまとめられています。

自閉症スペクトラム障害の主な診断基準は、対人関係やコミュニケーションの障害、常同行動(同じ行動の繰り返しや持続)、こだわりの強さ等の有無となっています。

「自閉症スペクトラム」の「スペクトラム」とは 連続性を意味し、仮に自閉症を白から黒のグラデーションで表せば、テレビで紹介されるような典型的・古典的な自閉症者は 「自閉症スペクトラム」 の黒あるいは黒に近いグレーに位置し、 「高機能自閉症」や「アスペルガー症候群」 と呼ばれていた人達は症状に応じて薄いグレーから濃いグレー付近に位置することになります。

ネットを検索すると、イチロー選手は「アスペルガー症候群」なのではないか、という記述が多く見られますが、もし仮にそうであれば、 イチロー選手程度の状態ならば薄いグレー上に位置することになります。

薄いグレーの場合 は 「自閉症スペクトラム障害(ASD)」ではなく 「自閉症スペクトラム (AS)」と定義している専門家もいます。

つまり 「自閉症スペクトラム (AS)」は、性格や特性のようなものであり、日常生活や社会生活に支障が無いので障害ではないという考え方です。

ただしどこまでが 「自閉症スペクトラム (AS)」でどこからが「自閉症スペクトラム障害(ASD)」 かという定義は曖昧ではっきりしたものが無いのが現状です。

またこのように分類した場合、 定型発達(発達障害ではない)と「自閉症スペクトラム (AS)」の違いも曖昧となるでしょう。

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自閉症の原因

これまで自閉症の原因ははっきり分かっておらず、遺伝によるもの、ワクチン等何らかの有害物質によるものなど様々な説が挙げられていました。

もちろんこれらも無関係であるとは言えませんが、「自閉症解明」(白石 勧 著)という本にかなり信憑性のある説が発表されています。

この本によると、病院出産が普及したことに伴い、出産直後に赤ちゃんを新生児室へ隔離する等、母子を分離することが自閉症を生み出す大きな原因と書かれています。

自閉症の発症率を見ると団塊の世代における自閉症発症率はとても低いそうですが、その後急激に自閉症が増加したそうです。

団塊の世代の出産方法は主に自宅出産であり、新生児は産まれた直後すぐにお母さんに抱かれて過ごしていました。(母子同床)

なぜ出産直後の母子の分離が自閉症を引き起こすのか

出産直後、赤ちゃんはお母さんとのスキンシップにより自分の母親を認識するそうです。

動物で言うところの「刷り込み」が人間でも行われるようですが、医学においては人間には刷り込みは無いとされています。ここに問題があります。

刷り込みが正しく行われ、自分の母親を認識できた赤ちゃんは、お母さんと一緒にいることで安心感を得ることができ、お母さんと離れると不安を感じ、お母さんが居なくなってしまうと恐怖を感じるようになります。

ところが刷り込みが行われないと、赤ちゃんには安心できる世界が存在しないという事態になってしまいます。

自閉症の子どもは母親の後を追いません。自閉症の子どもが母親の後を追わないのは、母親を認知しても安心が生まれないからです。母親を認知しても安心が生まれないので、自閉症の子どもには安心の世界がありません。安心の世界がないので、安心の世界の外側に広がっている不安の世界もありません。自閉症の子どもには、安心の世界もなく、不安の世界もなく、恐怖の世界しかありません。

赤ちゃんは生まれて最初の数週間~数ヶ月間は、母親が不在の状態では生き残れないため、母親との接触が長時間途切れると身体機能(代謝)を低下させてエネルギー消費を抑え生き延びようとし、母親がいなくなると赤ちゃんの脳の血流が低下するという実験結果もあるそうです。

自閉症の治療

上記したように自閉症の状態では未知のものに恐怖心を抱くことは当然ということが分かります。

自閉症の特徴である「常同行動」 は安心が確認できた行動を繰り返すことで安心感を得ているということもできます。

自閉症の子が同じ道ばかり通り、行ったことのない道を歩かないのは未知への恐怖からです。

この場合、新しい道を実際に歩いて安全を確認することで、恐怖を克服することができますが、当人は恐怖心があるので行くことを拒みます。

恐怖症の治療は恐怖の対象に直面させて克服させる必要があります。克服させるには粘り強く励ましつづける必要があります。それでもだめなときは恐怖症とのたたかいになります。そして、恐怖症とのたたかいに勝って終わる必要があります。たたかいに負けて終わったら、恐怖症が勝利したことになってしまいます。

自閉症者は最初は沢山の恐怖症を抱えていますが、一つでも解消されると、他の恐怖心も取り除きやすくなるとのことなので、根気よく恐怖を取り除いてあげることが大切です。

自閉症特有の人格構造

偏食も、その食べ物が嫌いという理由ではなく、自閉症の場合は未知のものに対しての恐怖で食べることができません。

その場合、ある程度強制的に食べさせる必要がありますが、抵抗されるので諦めてしまっている親も多いようです。

しかし、自閉症の子供に親が強制的に食べさせても、そのことで子供は親を恨まないそうです。

これは、食べれるようになりたいと希望する本来の人格に対して、自分でも制御できない恐怖心が抵抗や常同行動を行うもう一つの人格を生みだすという自閉症独特の人格構造にあるようです。

恐怖心により喚いたり暴れたりする人格を、困った問題として本来の人格が捉えているというのは驚くべきことですが、人格が解離しているわけではなく、ただ強い恐怖心を自分でコントロールすることができないということのようです。

親や介助者はこのことを理解し、抵抗するからといって諦めずに恐怖症を取り除いてあげる手助けをする必要があります。

治療例はに詳しく書いてあるので、是非参照してみてください。

自閉症の予防

著者の白石さんは自閉症予防の五カ条として以下を提唱しています。

1.分娩台を廃止する
2.分娩室の照明をできるだけ落とす
3.出産後すみやかに薄着で母子同床にする
4.赤ちゃんに接する人はマスクをつけない
5.生後2日間は眼薬の投与とフラッシュを焚いての写真撮影は禁止

病院出産を行う場合、以上に留意してくれる病院を選ぶ必要があります。

分娩台は現在医者が処置しやすいという理由だけで使われいていますが、母体には負担がかかります。

マスクをしてはいけない理由は、赤ちゃんがマスクをしている人が自分の親だと刷り込むことを防ぐためです。

その他詳細については本を読んでみてください。

まとめ

この本はkindleでしか販売されておらず、他の自閉症関連の本にほとんど書かれていないことが取り上げられています。

なぜこの本を取り上げるのか。
それは私自身に身に覚えのあることだからです。

私の身内にも自閉症児がいます。

出産時に母親の身に健康上のトラブルが起こり、一旦母子は離れることになってしまいました。

その後母親は健康を回復しましたが、子供(男児)は1歳を過ぎても言葉を話さず、その後自閉症と診断されました。

このようなことがあったので、この本を読んですぐに原因はこれだとピンときま
した。

また、病院出産には危険があることを過去に記事にしましたが、この本の内容と合致しています。

本当は怖い!出産を病院で行うことの危険性と医療の問題点
自然分娩とは?無痛分娩をしてはいけない理由 理想的な出産準備について

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参考文献

 

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2019年1月4日 自閉症の原因が判明!予防方法や治療、自閉症スペクトラム等について! はコメントを受け付けていません。 脳・神経・筋